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マグロ釣り道具一式を徹底解説!初心者向け予算別選び方ガイド

マグロ釣りは、釣り人にとって究極の目標の一つ。その巨大な魚体と強烈な引きに立ち向かうには、専門的で堅牢な道具一式が不可欠です。まずは、ロッドやリールといった心臓部から安全装備に至るまで、どのような道具が必要になるのか全体像を把握します。以下のリストを参考に、ご自身の準備状況と照らし合わせてみてください。

夢の大物を手にするための準備は、ここから始まります。必要なものを一つずつ揃えていく過程も、マグロ釣りの大きな楽しみといえるでしょう。もし、新しいタックルへの買い替えで手持ちの釣具の処分に困っているなら、買取サービスの利用も賢い方法です。

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目次

マグロ釣りに必要な道具一覧|まずは全体像を把握

■マグロ釣り道具チェックリスト

主要タックル

  • ロッド: マグロのパワーを受け止める竿。キャスティング、コマセなど釣り方で専用品を選ぶ。
  • リール: 大量のラインを巻き取れ、強力なドラグ性能を持つ大型スピニングリールまたは電動リール。
  • メインライン: PEラインの8号~12号が基準。300m以上巻いておくことが必須。
  • リーダー: 根ズレや歯切れを防ぐナイロンまたはフロロカーボン製ライン。130lb~200lbクラスを用意。

ルアー・仕掛け類

  • ルアー: (キャスティング)シンキングペンシル、ダイビングペンシル、ポッパーなど。ベイトサイズに合わせ16cm~24cm前後を複数種。
  • 仕掛け: (コマセ・泳がせ)ハリス、フック、天秤、オモリ、コマセカゴなど。船宿指定の場合も多い。
  • 接続金具: スプリットリング、スイベルなど。マグロのパワーに対応できる高強度なもの。

小物類

  • フック: ターゲットのサイズに合わせた太軸・高強度のトレブルフックやシングルフック。
  • プライヤー: 大きなフックを安全に扱ったり、スプリットリングを開閉したりするための必需品。
  • ノットツール: FGノットなど、強力なノットを確実に組むための補助具。
  • ギンバル: ファイト時に竿尻を固定し、体への負担を軽減するベルト。

安全・快適装備

  • ライフジャケット: 【最重要】国土交通省認定品(桜マーク付き、タイプA)が必須。
  • ウェア: 防水・撥水性に優れたレインウェア、夏場はUVカット機能のある長袖・長ズボン。
  • 帽子・偏光グラス: 熱中症対策と、水面のナブラ(マグロの群れ)を見つけるために不可欠。
  • シューズ: 船上で滑らないデッキブーツやサンダル。
  • クーラーボックス: 釣れたマグロを持ち帰るための大型で高保冷力のもの。
  • その他: グローブ、ナイフ、血抜きポンプ、飲み物、食料など。

【釣り方別】マグロ釣りの主要タックル(ロッド・リール・ライン)の選び方

マグロ釣りのタックルは「どうやって釣るか」で選ぶべきものが大きく変わります。水面に現れるマグロの群れ(ナブラ)をルアーで直撃する興奮の「キャスティング」か、船から撒き餌(コマセ)で魚を寄せる伝統的な「コマセ釣り」か。ここでは、それぞれのスタイルに合わせたタックル選びの基本を解説します。

キャスティングゲームのタックル

マグロキャスティングは、ルアーを遠投し、水面でアクションさせてマグロを誘う攻撃的な釣り。飛距離と操作性、そしてマグロの強烈な突進を止めるパワーがタックルに求められます。

  • ロッド
    • 長さ: 7.5ft(フィート)~8.5ft前後。遠投性能と取り回しのバランスが良いものを選択。
    • パワー: 使用するPEラインの号数でクラス分けされる。相模湾のキハダならPE6~8号、クロマグロや100kg級を狙うならPE8~12号クラスが基準。
  • リール
    • サイズ: シマノなら14000番~30000番、ダイワなら6500番~20000番の大型スピニングリールが必須。
    • 性能: 高い剛性と、最低でも15kg以上、できれば20kg以上の最大ドラグ力を持つモデルが求められる。ドラグとは、リールからラインが引き出される際の抵抗力のこと。
  • ライン
    • メインライン: PEラインの8号を300m以上巻くのが標準的なセッティング。
    • リーダー: ナイロンラインの130lb(ポンド)~200lbを2m~3m接続。根ズレに強く、ショックを吸収する役割がある。

コマセ・泳がせ釣りのタックル

コマセ釣りは、オキアミなどの餌をカゴに詰めて海中に撒き、寄ってきたマグロに付け餌を食わせる釣り方です。重い仕掛けを扱うため、専用のタックルが必要。泳がせ釣りも同様のタックルを流用することが多いです。

  • ロッド
    • タイプ: 泳がせ釣り用やスタンディングファイト用のワンピースロッド(1本継ぎの竿)が主流。
    • 長さ・パワー: 1.8m~2.5m前後で、200号以上のオモリに対応できるパワーを持つモデルが適している。
  • リール
    • タイプ: パワーのある大型電動リールが主流。深場から重い仕掛けを回収する負担を軽減できるのがメリット。
    • 糸巻量: PEライン10号以上を500m以上巻けるキャパシティが必要。
  • ライン
    • メインライン: PEラインの10号~15号が一般的。
    • ハリス(リーダーに相当): フロロカーボンラインの30号~60号を仕掛けに使用。

【ターゲット別】キハダマグロとクロマグロで道具は変わるか?

マグロ釣りの二大巨頭、キハダマグロと「本マグロ」とも呼ばれるクロマグロ。どちらも強烈なファイトで釣り人を魅了しますが、その習性やパワーの違いから、タックルに求められる性能も微妙に異なります。ターゲットを明確にすることで、より最適化された道具選びが可能になるのです。

基本的には、クロマグロの方がより大型に成長しパワーも強いため、一段階上のパワータタックルが必要になると覚えておくと良いでしょう。

キハダマグロ向けタックルの特徴(30~50kgクラス想定)

  • 傾向: 長時間のファイトになることが多く、スピードのある突進が特徴。比較的ライトなタックルでもチャンスはあるが、主導権を渡さないパワーも必要。
  • ロッド: キャスティングロッドのPE6号~8号クラスがメイン。ロッドティップ(竿先)がしなやかで、小型のルアーも操作しやすいモデルが人気。
  • リール: スピニングリールの14000番~18000番。ドラグ性能はもちろん、高速で巻き取れるハイギアモデルが有利になる場面もある。
  • ライン: PEライン6号~8号に、リーダーは130lb~170lbが標準。

クロマグロ向けタックルの特徴(50kg~100kg超級想定)

  • 傾向: とにかくパワーが桁違い。一瞬の油断がラインブレイクに繋がるため、全ての道具に最高クラスの強度が求められる。
  • ロッド: キャスティングロッドのPE8号~12号クラス。巨大な魚の突進を「止める」ための強靭なバットパワー(竿の根元の力)が最重要視される。
  • リール: スピニングリールの20000番~30000番。25kg以上の実用ドラグ力と、熱ダレしにくい剛健な構造が必須。
  • ライン: PEライン8号は最低ライン、10号や12号も視野に入る。リーダーも200lb以上の極太ラインを使用。

例えば、相模湾で30kg前後のキハダを狙うならPE8号クラスのタックルで十分ですが、青森県・竜飛崎で100kg超のクロマグロに挑むならPE12号クラスの最強タックルで臨む、といった使い分けが必要です。

参照: 水産庁 クロマグロを対象とする遊漁者・遊漁船業者の方々へ

マグロ釣り道具の値段は?予算別・初心者向けモデルも紹介

「マグロ釣りの道具は、一式揃えると100万円以上するのでは?」そんなイメージを持つ方も多いかもしれません。確かにハイエンドモデルで揃えれば高額になりますが、選び方次第で初期費用を大きく抑えることも可能です。ここでは、現実的な予算別のタックル構成例を紹介します。

これからマグロ釣りを始める方は、まず「15万円コース」を目標に、中古品を組み合わせたり、手持ちの道具を売却して資金に充てたりするのも賢い選択です。

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【予算15万円】初心者・入門コース

まずはキハダマグロのキャスティングに挑戦したい、という方向けのコストパフォーマンスを重視した構成。

  • ロッド: 5万円前後(メジャークラフト ジャイアントキリング、ヤマガブランクス ブルースナイパーなど)
  • リール: 6万円前後(シマノ ツインパワーSW 14000XG、ダイワ セルテートSW 14000-XHなど)
  • ライン・小物類: 2万円前後
  • 安全装備(流用できるものは除く): 2万円前後
  • 合計: 約15万円

【予算30万円】本格派・中級者コース

50kg超のキハダや、小型のクロマグロも視野に入れたい方向けの、信頼性と性能を両立した構成。

  • ロッド: 8万円前後(リップルフィッシャー ビッグツナ、カーペンター ブルーチェイサーなど)
  • リール: 12万円前後(シマノ ステラSW 18000HG、ダイワ ソルティガ 18000-Hなど)
  • ライン・小物類: 4万円前後
  • 安全装備: 6万円前後
  • 合計: 約30万円

【予算50万円~】最強を目指すハイエンドコース

100kg超級のクロマグロとの対決を想定した、一切の妥協を排した最高峰のタックル構成。

  • ロッド: 10万円以上(各メーカーのフラッグシップモデル)
  • リール: 15万円以上(シマノ ステラSW 30000、ダイワ ソルティガ 20000-Hなど)
  • ライン・小物類: 5万円以上(最高級ライン、大型ルアーなど)
  • 安全装備: 10万円以上(高性能ウェア、予備タックルなど)
  • 合計: 50万円~

ルアーや仕掛け、フックなど小物類の選び方

マグロという巨大魚との唯一の接点となるのが、ルアーやフック、そしてそれらを結ぶリーダーです。どれだけ高価なロッドやリールを使っていても、ここの選択を誤れば、千載一遇のチャンスを逃すことになります。細部までこだわり抜くことが、夢への最短距離です。

状況に応じてルアーやリーダーの太さを的確にアジャスト(調整)することが、釣果を大きく左右します。

ルアー(キャスティング)の選び方

  • 基本: マグロが捕食しているベイト(餌)のサイズと種類に合わせるのが鉄則。イワシやサンマ、トビウオなど、その海域のメインベイトを事前に船長に確認。
  • 種類:
    • ダイビングペンシル: 水面直下を泳ぐようにアクションし、最も使用頻度が高いタイプ。16cm~24cmを揃えたい。
    • シンキングペンシル: 沈下速度が速く、沈んだナブラや深いレンジを探るのに有効。
    • ポッパー: 水を噛んで大きな音と泡を出し、遠くのマグロにアピールする力が強い。

リーダーの選び方

  • 太さ: キハダ狙いなら130lb~170lb、クロマグロ狙いなら170lb~200lbが基準。マグロの活性が低く、食いが渋い時は細く、逆に根ズレの危険性が高い場所では太くする。
  • 長さ: キャスティングの場合、ロッドの長さの1.5倍(約3m)が基本。長すぎると投げにくく、短すぎると根ズレのリスクが高まる。
  • ノット: メインライン(PE)とリーダーの結束は、摩擦系ノットである「FGノット」が最も信頼性が高く主流。必ず習得することが求められる。

フックの選び方

  • 重要性: マグロの硬い口を貫通させ、強烈なファイトでも伸びたり折れたりしない、太軸で高強度なフックが必須。
  • サイズ: ルアーのサイズや浮力に合わせて選ぶ。大きすぎるとルアーのアクションを妨げ、小さすぎるとフッキング(針掛かり)が悪くなる。各ルアーメーカーが推奨するサイズを基準に選択。

安全第一!ライフジャケットなど必須の装備品

マグロ釣りが行われるのは、陸から遠く離れた外洋です。天候が急変することも珍しくなく、万が一の落水は命に直結します。最高のタックルを揃えても、安全が確保されていなければ意味がありません。自分の命を守る装備は、決して軽視してはならないものです。

遊漁船では、国土交通省が安全基準への適合性を確認した「桜マーク」付きで、タイプAのライフジャケットの着用が法律で義務付けられています。持っていない場合は乗船できないため、必ず事前に準備します。

ライフジャケット(膨張式)

  • 種類: 落水時に自動で膨らむ「自動膨張式」が主流。動きを妨げないウエストベルトタイプやショルダータイプがある。
  • 選び方: 必ず「桜マーク」があり、「TYPE A」と記載されたモデルを選ぶ。定期的なメンテナンス(ボンベ交換)も忘れずに行う。

シューズ

  • 重要性: 濡れた船上は非常に滑りやすい。転倒防止のため、グリップ力の高い専用のデッキブーツやデッキサンダルを履く。スニーカーやサンダルは危険。

偏光グラス

  • 役割: 強い日差しや水面のギラつきから目を保護するだけでなく、海中の変化や、マグロのナブラを発見するためにも不可欠なアイテム。

ウェア・帽子

  • 基本: 夏でも洋上は体温を奪われやすいため、速乾性の高い長袖・長ズボンが基本。防水・撥水性の高いレインウェアは、波しぶきや急な雨に対応するために必ず持参。
  • 熱中症対策: 日差しを遮るものがない船上では、帽子やネックガードは必須。水分補給もこまめに行う。

安全装備を万全に整えることは、アングラーとしての最低限のマナーです。自分だけでなく、同船者や船長に迷惑をかけないためにも、準備を徹底してください。

初心者が道具選びで失敗しないための3つのコツ

総額で数十万円にもなるマグロ釣りの道具。決して安い買い物ではないからこそ、「こんなはずじゃなかった」という失敗は避けたいものです。特に初心者のうちは、何が自分に合っているのか判断するのが難しいでしょう。ここでは、賢く、そして後悔なく道具を揃えるための3つのコツを紹介します。

いきなり全ての道具を最高級品で揃える必要はありません。まずは経験を積みながら、自分に必要なものを見極めていくことが重要です。

1. まずはレンタルで「体験」する

マグロ釣りを専門とする遊漁船の多くは、有料のレンタルタックルを用意しています。まずはレンタルで一連の流れを体験してみるのが最も確実。実際に使ってみることで、自分に必要なロッドの長さや硬さ、リールの大きさの感覚を掴むことができます。

2. 経験豊富な「船長」に相談する

その海域で日々マグロを追いかけている船長は、最高の知識と経験を持つアドバイザーです。「初心者で、これから道具を揃えたいのですが」と正直に相談してみましょう。その時期や海域に最適な、実績のあるタックルを具体的に教えてくれるはずです。

3. 「中古釣具」を賢く活用する

ロッドやリールは、中古市場にも状態の良いものが多く出回っています。特に、一度しか使われなかったような美品が見つかることも。憧れのハイエンドモデルを、予算内で手に入れるチャンスもあります。ただし、購入の際はリールの回転(ゴリ感・シャリ感)やロッドの傷などをしっかり確認できる、信頼できるショップを選びましょう。

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マグロ釣りの道具に関するFAQ

Q1: 初心者向けの安いマグロ釣り竿セットはありますか?

A1: 専用の「セット」として販売されているものは少ないですが、予算10万円前後でロッドとリールを揃えることは可能です。メジャークラフトやシマノのグラップラーシリーズなど、コストパフォーマンスに優れた入門者向けモデルから選ぶのがおすすめ。まずは30kgクラスのキハダマグロをターゲットに選んでみましょう。

Q2: 100キロのマグロを釣るにはどんなロッドが必要ですか?

A2: 100kg超級のクロマグロを狙うには、PEライン10号~12号に対応した最強クラスのキャスティングロッドが必須です。各メーカーのフラッグシップモデル(例:リップルフィッシャーのBIG TUNAシリーズ、MCワークスのEXPLOSIONシリーズなど)が候補になります。竿のパワーだけでなく、アングラー自身の体力も非常に重要です。

Q3: マグロキャスティングで使うリールの番手はどれくらいですか?

A3: シマノ製なら14000番~30000番、ダイワ製なら8000番~20000番が一般的。相模湾のキハダマグロ(20~40kg)なら14000番~18000番、大型のクロマグロを狙うなら20000番以上が推奨されます。糸巻量とドラグ性能で選びましょう。

Q4: マグロキャスティングのリーダーの太さと長さは?

A4: リーダーの太さはナイロン製で130lb~200lbが基準。魚のサイズや根ズレの危険度で調整します。長さは、キャスト時に結び目が竿のトップガイドの外に出る程度、おおよそ2m~3mが一般的です。

Q5: マグロ釣り道具を一式揃えるのに、総額でいくらくらいかかりますか?

A5: 選び方次第ですが、入門者向けのキャスティングタックルを一式揃える場合、最低でも15万円~20万円程度が目安。本格的なモデルで揃えると30万~50万円、最高峰の道具を求めると100万円近くになることもあります。

万全の道具を揃えて、夢のマグロに挑戦しよう

この記事では、マグロ釣りに必要な道具一式について、その選び方から予算別の構成例、そして安全に楽しむための装備まで、網羅的に解説しました。マグロ釣りは、タックル選びからファイト、そしてキャッチに至るまで、全てが繋がっている奥深い釣りです。適切な道具を揃えることは、マグロ獲得につながる重要な第一歩といえるでしょう。

  • 必要な道具一式をリストで確認
  • 釣り方(キャスティング/コマセ)とターゲット(キハダ/クロマグロ)でタックルを選ぶ
  • 自分の予算に合った構成を考える
  • ルアーや小物、安全装備も抜かりなく準備する

これらのポイントを押さえれば、初心者の方でも自信を持って道具選びに臨めるはず。もしタックルの新調や入れ替えで古い釣具が不要になった際は、買取サービスを活用するのも一つの手です。

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