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マグロ釣りリール完全ガイド!番手・種類の選び方とおすすめ10選

釣り人なら誰もが一度は夢見るターゲット、マグロ。シマノやダイワなど多くのメーカーから専用リールが販売されています。しかし、キャスティング・電動といった種類や、8000番・14000番など番手も非常に豊富で、どれにすればよいのか迷ってしまいますよね。

マグロの圧倒的なパワーとスピードに挑むには、適切なタックルが不可欠。とくに、魚とのやり取りを直接司るリールは、マグロ釣りの心臓部ともいえる最重要アイテムです。もしリール選びを間違えると、大物を掛けてもラインを切られたり、リールが破損したりと、一生に一度のチャンスを逃すことにもなりかねません。

今回は、マグロ釣り用リールの選び方のポイントを徹底的に解説します。釣り方別の種類や番手の考え方といった基礎知識から、価格帯別のおすすめモデル、ロッドやラインとのタックルバランスまで網羅。このコンテンツを読めば、あなたに最適な一台がきっと見つかるでしょう。

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目次

マグロ釣りリールを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「3つの条件」

マグロ釣り用リールには、ほかの釣りとは一線を画す性能が求められます。時速数十キロで走るマグロのパワーを受け止め、長時間のファイトに耐えるためには、次の3つの条件が不可欠。これらはマグロと対峙するための最低条件であり、いずれか一つでも欠けていれば、記録的な大物を手にするチャンスを失ってしまいます。

1. 高い剛性と耐久性

マグロの強烈な引きは、リール全体に想像を絶する負荷をかけます。ボディやギアが歪むと正常な巻き取りができなくなり、ファイトの主導権を握られてしまうのがデメリット。金属製のボディや大口径の強化ギアなど、圧倒的な負荷に耐える構造が必要です。

2. 強力かつ滑らかなドラグ性能

ドラグとは、スプール(ラインを巻く部分)が逆回転してラインを放出し、糸切れを防ぐ機能のこと。マグロ釣りでは、高いドラグ力はもちろん、魚が走った時にスムーズにラインを出し続ける「滑らかさ」が極めて重要です。ドラグの滑り出しが悪いと、瞬間的な負荷で簡単にラインブレイクしてしまいます。

3. 十分なラインキャパシティ

マグロはヒット直後、数百メートルものラインを一気に引き出すことがあります。そのため、太いPEラインを最低でも300m以上巻ける十分な糸巻量(ラインキャパシティ)がマスト。糸巻量に余裕がないと、ファーストランで全てのラインを出され、なすすべなく敗北することになるでしょう。

【釣り方別】マグロ釣りリールの種類と特徴

マグロ釣りのリールは、大きく分けて「スピニングリール」「ベイトリール」「電動リール」の3種類。釣り方によって使い分けるのが基本です。それぞれの特徴を理解し、自分のスタイルに合ったリールを選びましょう。

種類主な釣り方メリットデメリット
スピニングリールキャスティング・飛距離が出やすい<br>・ライントラブルが少ない<br>・初心者でも扱いやすい・巻き上げパワーはベイトに劣る<br>・構造上、同サイズのベイトより重い傾向
ベイトリールジギング、泳がせ・巻き上げパワーが強い<br>・ドラグ性能が高いモデルが多い<br>・底取り(タナ取り)がしやすい・キャストには習熟が必要<br>・バックラッシュ(糸絡み)のリスク
電動リール泳がせ、フカセ、コマセ・力を使わず巻き上げられる<br>・深場でも楽に仕掛けを回収<br>・正確なタナ取りが可能・価格が高い<br>・専用バッテリーが必要で重い<br>・「釣った感」が薄れると感じる人も

スピニングリール:キャスティングゲームの主役

ナブラ(マグロの群れ)に向かってルアーを遠投するキャスティングゲームでは、飛距離を出しやすいスピニングリールが主流です。とくに人気のキハダマグロキャスティングでは、ほとんどの釣り人が大型スピニングリールを使用しています。高速でルアーを回収するため、「ハイギア(HG)」「エクストラハイギア(XG)」モデルを選ぶのがポイントです。

ベイトリール:パワーファイトとジギングに

ジギングで垂直に探る釣りや、生き餌を使った泳がせ釣りで使われるのがベイトリール。構造的に巻き上げパワーが非常に強く、大型マグロとのパワーファイトで真価を発揮するのがメリットです。ファイト中のドラグ調整がしやすいレバードラグタイプが人気を集めています。

電動リール:体力的な負担を軽減し、深場を攻略

船からのコマセ釣りや泳がせ釣りで使用されます。モーターの力でラインを巻き上げるため、釣り人の体力的な負担を大幅に軽減できるのが魅力。水深100mを超える深場や、200kgを超える超大型クロマグロを狙う釣りでは必須のアイテムといえるでしょう。

マグロ釣りリールの番手・糸巻量は、対象魚で決める

リール選びで最も重要なのが「番手」です。番手はリールのサイズを表し、大きくなるほどパワーと糸巻量が増加します。対象魚のサイズや使用するラインの太さに合わせて、適切な番手を選ぶ必要があります。

基準となるPEラインの号数と糸巻量

まず、自分が使うPEラインの号数と必要な長さを決めましょう。一般的に、マグロ釣りではPE6号〜12号が使用されます。

【対象魚別】スピニングリールの番手目安

  • キハダマグロ(キャスティング): 8000番〜14000番
    • シマノ: 8000番HG, 10000番HG, 14000番XG
    • ダイワ: 8000番-H, 10000番-H, 14000番-XH
  • クロマグロ(キャスティング): 18000番〜30000番
    • シマノ: 18000番HG, 20000番PG, 30000番
    • ダイワ: 18000番-H, 20000番-H

電動リールの番手(サイズ)目安

電動リールはメーカーで番手表彰が異なりますが、シマノなら6000番以上、ダイワなら800MJ以上がマグロ釣りの領域です。

  • キハダマグロ (〜80kg): シマノ 6000番 / ダイワ 800番クラス
  • クロマグロ (100kg〜): シマノ 9000番〜 / ダイワ 1200番クラス

ギア比について (HG/XG/PG)

番手の後ろにつくアルファベットはギア比を表します。

  • HG (ハイギア) / XG (エクストラハイギア): ハンドル1回転あたりの糸巻量が多いのが特徴。ルアーの高速回収に有利で、キャスティングで主流です。
  • PG (パワーギア): 巻き上げトルクが強く、力強いファイトが可能なのがメリット。ジギングや大型クロマグロとの持久戦で有利といえるでしょう。

【レベル/価格帯別】マグロ釣りリールおすすめ10選

ここでは、数あるリールのなかからマグロ釣りに実績のあるモデルを「コスパ」「ミドルクラス」「ハイエンド」の3つのカテゴリーに分けて10機種厳選しました。自分の予算やレベルに合わせて、最適な一台を見つけてください。

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コスパモデル(〜5万円台)|最初の一台におすすめ

  1. シマノ 21 スフェロスSW 8000HG 実売3万円以下でありながら、上位機種の技術を搭載し、マグロ入門に最適な一台。まずはキハダを狙ってみたいという人におすすめです。
  2. ダイワ 21 BG SW 14000-H フルメタル(アルミ)ボディによる高い剛性が魅力。価格を抑えつつも、マグロと渡り合える基本性能を備えています。
  3. オクマ アゾレス 10000P 海外で人気のオクマ社製リール。デュアルフォースドラグシステムによる強力で安定したドラグが特徴です。

ミドルクラス(5万円〜10万円)|本格派へのステップアップ

  1. シマノ 21 ツインパワーSW 14000XG フラッグシップであるステラの弟分。ステラに迫る剛性と耐久性を持ちながら、価格とのバランスに優れた人気モデルです。
  2. ダイワ 21 セルテートSW 14000-XH ダイワ独自のモノコックボディを搭載。軽快な操作性とパワーを両立しており、長時間のキャスティングでも疲れにくいのが特徴です。

ハイエンドモデル(10万円〜)|最高峰の性能を求めるアングラーへ

  1. シマノ 20 ステラSW 18000HG ソルトウォータースピニングリールの最高峰。圧倒的なパワーと耐久性、シルキーな巻き心地を誇り、多くの釣り人が憧れる存在です。
  2. ダイワ 21 ソルティガ 14000-XH ステラの双璧をなすダイワのフラッグシップ。防水・防塵性能に優れたマグシールドなど、ダイワの技術の粋を集めた一台です。
  3. シマノ 22 ビーストマスターMD 6000 MD(モンスタードライブ)の名に恥じないパワーで、50kgクラスのキハダとも余裕を持って戦える電動リールです。
  4. ダイワ シーボーグ 800MJ キハダから小型クロマグロまで対応するパワーを持つ電動リール。JOGパワーレバーが特徴で、やり取りが直感的に行えます。
  5. シマノ 24 ティアグラ 50W LRSA トローリングや泳がせ釣りで使用されるレバードラグリールの最高峰。海のモンスターを仕留めるためのプロ仕様モデルです。

リールだけじゃない!タックルバランスの重要性

マグロ釣りでは、リール単体の性能だけでなく、ロッドやラインを含めた「タックルバランス」が極めて重要です。どんなに高性能なリールでも、組み合わせるタックルが不適切では、その性能を100%引き出すことはできません。

例えば、PE8号対応の最強クラスのリールを用意しても、ロッドがPE6号までしか対応していなければ、負荷に耐えきれずロッドが折れてしまう可能性が非常に高いでしょう。逆もまた然りで、強力なロッドに非力なリールを組み合わせれば、リールが破損してしまいます。

タックルバランスのチェックリスト

  • リールの番手とロッドのパワーは合っているか?(例: PE8号対応ロッドには14000番〜18000番クラスを組み合わせる)
  • メインライン(PE)とリーダーの太さは適切か?(例: PE8号にはナイロン170lb前後を組み合わせるのが一般的)
  • ノット(結び)は十分に強度があるか?(FGノットなどは確実な強度で結べるように練習が必須)
  • ルアーの重さはロッドの適合範囲内か?(重すぎるルアーはロッド破損の原因になる)

マグロ釣りは、すべての要素が一体となって初めて成立する釣りです。リールを選ぶ際は、必ず自分が使いたいロッドやラインを考慮し、全体のバランスが取れたタックルを組むように心がけましょう。

マグロリールの主要メーカー2社の特徴

大型ソルトウォーターリールの世界では、日本の「シマノ」と「ダイワ」が圧倒的なシェアを誇ります。両社ともに世界トップクラスの技術力を持ちますが、それぞれに特徴があります。

シマノ (SHIMANO)

「剛性感」と「滑らかな巻き心地」を追求しているのが特徴。精密なギアシステムによる、負荷がかかってもブレない安定した巻き上げ性能に定評があります。パワーファイトでゴリゴリ巻きたい、シルキーな巻き心地を重視する釣り人におすすめです。

  • 代表機種: ステラSW, ツインパワーSW, スフェロスSW

ダイワ (DAIWA)

「防水・防塵性能」と「軽快な操作性」が強み。磁性オイルで水の侵入を防ぐ「マグシールド」技術はダイワの代名詞です。リールの初期性能を長く維持したい、少しでも軽いリールが欲しい釣り人におすすめといえるでしょう。

  • 代表機種: ソルティガ, セルテートSW, BG SW

どちらのメーカーも甲乙つけがたく、最終的には釣り人の好みが大きいといえます。可能であれば釣具店で実際に手に取り、ハンドルの回転フィールなどを比べてみるのがおすすめです。

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マグロ釣りのリールに関するよくある質問(FAQ)

Q1. 安いリールでマグロは釣れませんか?

A. 近年は1〜3万円台のリールでも性能が向上しており、小型のキハダマグロであれば十分にファイト可能です。しかし、大型マグロを狙う場合や耐久性を考えると、高価格帯のモデルに軍配が上がります。最初の一台としてコスパモデルから始め、ステップアップするのもよいでしょう。

Q2. 中古のマグロリールを買うのはアリですか?

A. ハイエンドモデルを安く手に入れられる可能性があるため、選択肢としてはアリです。ただし、内部のギアやベアリングが消耗している場合もあるので注意が必要。信頼できる釣具店で購入するか、回転時の異音やドラグが正常に機能するかなどを十分に確認しましょう。

Q3. マグロキャスティングでベイトリールは使えますか?

A. 熟練者であれば可能ですが、一般的ではありません。スピニングリールに比べて飛距離が出しにくく、バックラッシュのリスクも高いため、素早いキャストが求められるナブラ撃ちには不向きです。ジギングや泳がせ釣りで使うのが主流といえます。

Q4. リールのメンテナンスで気をつけることは何ですか?

A. 釣行後は必ず真水の流水で塩分を洗い流してください。とくにラインローラーやスプールは念入りに洗浄します。洗浄後はタオルで水分を拭き取り、風通しの良い日陰で十分に乾燥させることが重要です。定期的な注油も性能維持に繋がります。

Q5. 番手の後ろにある「HG」や「XG」とは何ですか?

A. ギア比の種類を表す記号です。「HG」はハイギア、「XG」はエクストラハイギアの略で、ハンドル一回転あたりの糸巻き量が多いモデルを指します。ルアーを素早く回収できるため、キャスティングゲームで有利です。「PG」はパワーギアの略で、巻き上げトルクが強く、大物との力比べに向いています。

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まとめ

マグロを釣り上げるための心臓部、「リール」の選び方について、種類や番手、おすすめモデルまで解説しました。マグロ釣りはタックルへの要求が非常に厳しい釣りですが、ポイントを押さえれば、自分に最適な一台が必ず見つかります。

  • マグロ釣りリールの三大条件: ①高い剛性と耐久性、②強力かつ滑らかなドラグ、③十分なラインキャパシティ
  • 釣り方に合わせた種類選び: キャスティングならスピニング、パワーファイトならベイト、体力軽減なら電動
  • 番手選びの基準: 対象魚とPEラインの号数・糸巻量で決める(キハダ: 8000〜14000番、クロマグロ: 18000番〜)
  • タックルバランスの重要性: リールだけでなく、ロッドやラインとの組み合わせを常に意識する

マグロ釣り用リールは決して安い買い物ではありません。この記事を参考にしながら、信頼できるリールを見つけましょう。

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