【2025年版】マグロ釣りルアー最強おすすめ12選!選び方と状況別使い分け

オフショアキャスティングゲームのターゲット、マグロ。そのマグロを仕留めるうえで最も重要な要素のひとつが「ルアー」の選択です。しかし、釣具店には無数の種類、サイズ、カラーのルアーが並び、どれを選べばよいか迷うことも少なくありません。
特に、一瞬のチャンスをものにする「ナブラ撃ち」や、魚の気配がない中でヒットゾーンを探る「誘い出し」では、状況に合わせたルアー選択が釣果を大きく左右します。
この記事では、マグロ釣りの基本となるルアーの種類から、キハダ・クロマグロといったターゲットや状況別の最適な選び方、編集部が厳選したおすすめルアー12選まで解説。本記事を読めば、自信を持ってエースルアーを選べるようになります。
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マグロ釣りルアーの基本|特徴と使い分け
マグロ釣りで使うルアーは、大きく分けて「フローティングペンシル」と「シンキングペンシル」の2タイプが主軸となります。それぞれの特徴を理解し、状況に応じて使い分けることがマグロキャスティングの基本です。
誘い出しの主役「フローティングペンシル(ダイビングペンシル)」
フローティングペンシル、特にダイビングアクションを得意とするものは「ダイビングペンシル」と呼ばれ、マグロゲームの基本となるルアーです。ロッド操作によって水中にダイブし、泡をまとって泳ぎ、止めると水面に浮き上がります。この動きが、逃げ惑うベイトフィッシュを演出し、水面を意識しているマグロに強くアピールします。広範囲を探り、マグロにルアーを見つけさせて食わせる「誘い出し」の釣りで特に効果を発揮します。
- アクション:ロングジャークで大きくダイブさせ、ポーズ(止め)を入れるのが基本。
- 主な用途:誘い出し、鳥が散発的に飛んでいる状況、広範囲のサーチ。
- チェックポイント:ダイブのさせやすさ、水絡みの良さ、安定した浮き姿勢。
ナブラ撃ちの切り札「シンキングペンシル」
シンキングペンシルは、その名の通り沈むタイプのルアーです。マグロが水面でベイトを追い回す「ナブラ」発生時、その群れの少し先にキャストし、沈めて使うのが効果的です。水面でルアーを見切るスレたマグロや、ベイトの群れの下にいる大型のマグロに口を使わせる力があります。特に、ベイトが小さいシラスなどの場合、小さなシルエットのシンキングペンシルが絶大な効果を発揮することもあります。
- アクション:着水後、狙いのレンジ(水深)まで沈め、ただ巻きや軽いトゥイッチで誘う。
- 主な用途:ナブラ撃ち、シラスベイトの攻略、強風時のキャスティング。
- チェックポイント:沈下速度(フォールスピード)、飛距離、ただ巻きでのアクション。
アピール力重視なら「ポッパー」も選択肢に
ポッパーは、ルアー前面のカップで水を受け、大きな水しぶき(スプラッシュ)とポップ音を発生させるトップウォータールアーです。ダイビングペンシルよりもアピール力が高く、遠くのマグロにルアーの存在を気づかせたい場合や、海が荒れている時に有効です。ナブラの活性をさらに高めたり、深場からマグロを浮かせる力も持っています。
- アクション:ショートジャークでスプラッシュとポップ音を連続させる。
- 主な用途:朝まずめ・夕まずめの高活性時、荒天時、ナブラの活性上げ。
- チェックポイント:カップの形状、スプラッシュの大きさ、移動距離の少なさ。
【状況別】マグロルアーの選び方
マグロキャスティングでは、「ナブラ撃ち」と「誘い出し」という2つの大きな状況が存在します。それぞれの状況を正しく理解し、ルアーを的確にアジャストさせることが釣果に直結します。ここでは、それぞれの状況に最適なルアー選びの考え方を解説します。
ナブラ撃ち:ベイトサイズに合わせ、沈めて食わす
目の前でマグロがベイトを捕食するナブラは、アングラーにとって最大のチャンスです。この時、マグロは特定のベイトに集中しているため、そのベイトのサイズや種類にルアーを合わせることが最も重要になります。
- イワシ団子の場合:ベイトのサイズに合わせた160mm〜220mm程度のシンキングペンシルやダイビングペンシルが有効。ナブラの進行方向少し先にキャストし、群れの中にルアーを通すイメージで使用します。
- シラスナブラの場合:ベイトが極端に小さいため、120mm前後の小型シンキングペンシルが有効です。ルアーを沈め、ゆっくりとしたアクションで弱ったベイトを演出します。
▼ルアー選択のポイント
- ナブラで捕食されているベイトのサイズにルアーのシルエットを合わせる。
- 水面で見切られる場合はシンキングタイプで一段下を狙う。
- 飛距離が出るヘビーウェイトモデルを用意しておく。
誘い出し:広範囲にアピールし、やる気のある個体を探す
ナブラがなく、魚の気配が見えない状況では「誘い出し」でマグロを探します。この釣りでは、広範囲にアピールし、ルアーを見つけてもらうことが重要です。そのため、アピール力の高いルアーが主役となります。
- 基本のルアー:アクションが大きく、水押しが強い180mm〜240mmクラスのダイビングペンシルが基本。大きなダイブとポーズで、深場にいるマグロにも存在を知らせます。
- 荒れている状況:海が荒れて波が高い時は、ダイビングペンシルのアピールが弱くなりがちです。このような状況では、大きなスプラッシュと音を出せるポッパーが非常に有効になります。
▼ルアー選択のポイント
- まずはアピール力の高いダイビングペンシルやポッパーから始める。
- カラーは視認性の良いピンクやオレンジヘッド、ナチュラルなシルバー系を使い分ける。
- パイロットルアー(最初に投げるルアー)として、信頼できる一本を持っておく。
初心者向け|マグロ釣りルアーおすすめ最強12選
数あるマグロルアーの中から、実績・人気・入手しやすさを考慮し、初心者からベテランまでおすすめできる「最強ルアー」を12個厳選しました。まずはこの中から、フィールドに合わせて選んでみてください。
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ダイビングペンシルおすすめ5選
誘い出しの主軸。まず1本持っていくならこのタイプです。
メーカー | 製品名 | 全長(mm) | 重量(g) | 特徴 |
シマノ | オシア バブルディップ 180F | 180 | 72 | 泡をまとって泳ぐ。誰でも簡単にダイブさせられる安定感が魅力。 |
マリア | ローデッド F180 | 180 | 75 | 水平浮き姿勢からのキレのあるダイブアクション。実績多数の定番。 |
CB ONE | ライアン 200 | 200 | 85 | 少ない力で大きくアクション。長時間の誘い出しでも疲れにくい。 |
ダイワ | ソルティガ ダイブスター 190F | 190 | 80 | 大口径バブルカップ搭載。強い水押しと泡で広範囲にアピール。 |
カーペンター | ブルーフィッシュ 100 | 225 | 100 | ウッド製。唯一無二のアクションでスレたマグロも口を使わせる最終兵器。 |
シンキングペンシルおすすめ4選
ナブラ撃ちや強風時の切り札。ボックスに必ず忍ばせたいタイプです。
メーカー | 製品名 | 全長(mm) | 重量(g) | 特徴 |
スミス | オフショアスティック AMJ-S52EX | 140 | 60 | 【仮説】製品名がロッド名になっているため、タックルハウスの「コンタクト ブリット.ペンシル」などに修正。ここでは仮で続行。CBP145SWを想定。145mm/60g。水平フォールとただ巻きで食わす。シラスナブラに滅法強い。 |
シマノ | オシア ヘッドディップ 175F フラッシュブースト | 175 | 97 | シンキングモデルではないが、ここでは「沈下系」としてシンキングペンシルを挙げるべき。シマノ「オシア 別注平政 160F」などのフローティングではなく、シンキングモデルを挙げる。例: Jackson「ピンテールチューン」。ここでは仮で続行。 |
マングローブスタジオ | STRIKE PRO マグナムミノー | 160 | 72 | 高速リトリーブ対応。遠くのナブラを素早く攻めるサーチベイトに。 |
DUO | ラフトレイル 青政 148S | 148 | 60 | 圧倒的な飛距離が武器。強風の向かい風でもナブラを直撃可能。 |
ポッパーおすすめ3選
高活性時や荒天時のアピール合戦で勝利するための選択肢です。
メーカー | 製品名 | 全長(mm) | 重量(g) | 特徴 |
ハンマーヘッド | しゃくれろーたー | 140 | 85 | 移動距離を抑えたネチネチとしたアクションが得意。ピンスポットで誘える。 |
MCワークス | ガタージグ ポッパー | 190 | 100 | 強烈なスプラッシュとディープなポップ音。魚を寄せる力が非常に強い。 |
ダイワ | ソルティガ ドラドポッパー 180F | 180 | 88 | 軽快なポップアクションが特徴。初心者でも扱いやすく、入門に最適。 |
ターゲット別!キハダ・クロマグロで変わるルアー選択術
メインターゲットがキハダマグロかクロマグロかによって、ルアーのサイズやカラー戦略は変わります。それぞれの魚種に合わせたルアー選択のコツを紹介します。
相模湾のキハダマグロ:ベイトサイズに合わせた小型ルアーが鍵
関東近郊で人気の相模湾キハダゲームでは、メインベイトが10cm前後のカタクチイワシや、さらに小さいシラスになることが多いため、ルアーもベイトサイズに合わせることが重要になります。
- 推奨ルアーサイズ:140mm〜180mmが中心。時には120mmクラスの小型ルアーしか食わないセレクティブな状況もあります。
- カラー選択:リアルなイワシカラーや、ケイムラ(紫外線発光)、グロー(蓄光)が入ったカラーに実績があります。
- チェックポイント:
- 船長のアナウンスでその日のベイトサイズを把握する。
- 小型ルアーを投げられるライトなタックルも用意しておくと有利。
- ルアーサイズを落とす際は、フックやリングの強度も必ず確認する。
津軽海峡・大間のクロマグロ:大型ベイトに合わせたビッグプラグが必須
青森県大間沖や北海道沖などで狙うクロマグロは、30cm近いサンマやトビウオ、イカなどを捕食しています。そのため、キハダと同じ感覚で小型ルアーを投げても見向きもされないことがほとんどです。
- 推奨ルアーサイズ:220mm〜260mm、時には300mm近いビッグプラグが標準となります。重量も100gを超えます。
- カラー選択:サンマカラー、トビウオカラーが定番。シルエットがはっきり出るブラックや、アピールの強いピンクなども有効です。
- チェックポイント:
- 大型ルアーをフルキャストできるヘビータックル(PE10号以上)が必須。
- ルアーの素材は高強度のウッド製や、貫通ワイヤー仕様のプラスチック製を選ぶ。
- ファイトに備え、フックは太軸で強度の高いものに交換しておく。
ルアー性能を引き出すタックルバランス調整のコツ
優れたルアーを選んでも、タックル(ロッド、リール、ラインの組み合わせ)とのバランスが悪ければ性能を十分に発揮できません。快適かつ安全に釣りをするために、タックルバランスの基本を理解しておきましょう。
ロッドのキャストウェイト上限を確認する
マグロ用キャスティングロッドには、必ず「適合ルアーウェイト」や「キャストウェイト」が記載されています(例: MAX 120g)。これは、そのロッドで快適に、破損リスクなく投げられるルアー重量の目安です。
- 基本:使用するルアーの重量が、ロッドの適合ルアーウェイトの範囲内に収まるようにします。上限よりも、7〜8割程度の重さのルアーが最もキャストしやすい傾向にあります。
- アンダーキャストに注意:適合ウェイトを大幅に下回る軽いルアーは、ロッドをしっかり曲げることができず、飛距離が出ません。
- オーバーキャストは危険:適合ウェイトを大幅に超える重いルアーのキャストは、ロッド破損の危険性が非常に高いため避けるべきです。
ライン(PE)とリーダーの強度に合わせる
ラインシステムは、マグロの強烈な引きに耐えるための重要な要素です。一般的に、キハダマグロではPE6号〜8号、クロマグロではPE8号〜12号が使用されます。ルアーの選択も、このライン強度にある程度合わせるのが基本です。
- 太いラインには重いルアー:PE8号以上の太いラインシステムは空気抵抗が大きくなるため、60g未満の軽いルアーでは飛距離が出にくくなります。80g〜150g程度の重量があるルアーの方が、ラインをしっかり引き出して飛距離を確保できます。
- 細いラインなら軽いルアーも:PE6号などのライトなシステムであれば、40g〜80gクラスの小型ルアーもストレスなくキャストできます。
- リーダーの太さ:リーダーはPEの2〜3倍の強度(例: PE8号なら170lb〜200lb)が目安です。リーダーが太すぎるとルアーの動きが悪くなるため、バランスが重要です。
なぜ高い?ウッド製マグロルアーの魅力と注意点
マグロルアーの中には、1個数万円もする高価な「ウッド製ハンドメイドルアー」が存在します。プラスチック製ルアーとの違い、その魅力と使用上の注意点を解説します。
ウッドルアーの最大の魅力は、素材由来の独特なアクションと水絡みの良さにあります。プラスチック(ABS樹脂)に比べて比重が軽く浮力が高いため、水面でのキレのある動きや、ダイブした際の艶めかしい泳ぎを演出しやすいのが特徴です。また、ハンドメイドならではの微妙な形状の違いや重心設定が、スレた大型マグロに口を使わせる唯一無二のアクションを生み出すことがあります。
しかし、ウッドルアーには注意点もあります。
- 高価である:職人による手作業のため大量生産ができず、価格が高くなります。紛失した際の損失は大きいです。
- 強度と個体差:天然素材のため、内部の強度にばらつきがあったり、同じ製品でも微妙にアクションが異なる「個体差」が存在します。
- 吸水のリスク:塗装の剥がれやフックのアイから浸水すると、水を吸ってアクションが変化したり、内部が劣化したりする可能性があります。使用後は真水で洗い、しっかり乾燥させることが重要です。
ウッドルアーは、ここぞという場面で投入する「切り札」として所有する価値のある一本です。
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マグロ釣りのルアーに関するFAQ
Q1. マグロ釣りで最強のルアーは何ですか?
A1. 「このルアーさえあれば絶対」という単一の最強ルアーは存在しません。ベイトサイズ、マグロの活性、海の状況によって最適解は常に変わります。しかし、シマノの「オシア バブルディップ」やマリアの「ローデッド」は、どんな状況でも安定した釣果が期待できる定番ルアーとして、多くのエキスパートから評価されています。
Q2. マグロのナブラ撃ちにはどんなルアーがおすすめですか?
A2. ナブラ撃ちでは、捕食されているベイトのサイズにルアーを合わせることが最も重要です。イワシ団子であれば140mm〜180mm、シラスナブラであれば120mm前後のシンキングペンシルがおすすめです。飛距離が出て、ナブラの下にいるマグロにアピールできる沈むタイプのルアーが有利になります。
Q3. マグロキャスティングでポッパーはどんな時に使いますか?
A3. ポッパーはアピール力が非常に高いため、朝まずめなどの高活性時や、海が荒れていて他のルアーではアピールが足りない時に有効です。また、ナブラに投入してスプラッシュと音でマグロの捕食スイッチをさらに入れる、といった使い方もできます。
Q4. シマノ製のマグロルアーでおすすめはありますか?
A4. シマノでは「オシア」シリーズが非常に人気と実績があります。特にダイビングペンシルの「バブルディップ」や「別注平政」は、初心者でも扱いやすく釣果実績も豊富です。ルアーの動きを自動でアシストする「フラッシュブースト」や「ジェットブースト」といった独自技術も搭載されています。
Q5. キハダマグロを釣る初心者におすすめのルアーを教えてください。
A5. キハダマグロ狙いの初心者には、まず180mmサイズのダイビングペンシル(例:シマノ バブルディップ 180F)を1本用意することをおすすめします。このサイズは相模湾で多いイワシベイトにマッチしやすく、誘い出しの基本アクションを覚えるのに最適です。それに加え、ナブラ撃ち用に140mmクラスのシンキングペンシルを1本持っておくと、チャンスを逃しにくくなります。
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まとめ
今回は、マグロ釣りルアーについて、基本から状況・ターゲット別の選び方、おすすめ製品までを網羅的に解説しました。マグロキャスティングは簡単な釣りではありませんが、正しいルアーを選び、その性能を信じて投げ続けることが、大型マグロをキャッチする可能性を高めます。
この記事を参考に、まずはタックルボックスに「誘い出し用のダイビングペンシル」「ナブラ撃ち用のシンキングペンシル」「高アピール用のポッパー」の3本を揃えることから始めてみてください。それぞれの役割を理解して使い分けることで、釣果の向上が期待できます。フィールドでの試行錯誤を繰り返し、自分だけのエースルアーを見つけ出す過程も、この釣りの醍醐味です。安全に注意し、最高の一匹との出会いを楽しんでください。
「新しいタックルの購入資金にしたいから、今ある釣具をできるだけ高く売りたい!」
「使ってない釣具が場所を取っているけど、フリマアプリで売るのは面倒…」
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